宮浦駅事務所からよく見える位置にそれはある。

いつまでもお役ご免にならない風速計が、宮浦操車場を見渡せる場所に設置してある。

これまでどんな気象条件の日でも年がら年中いろんな景色を見てきたんだろうな。

意外とどこに風速計があるのか知らない人の方が多いほど、地味な場所にあります。
この写真の左端の架線柱のてっぺんにあります。

宮浦石炭公園の煙突と風速計がマッチング(^^)
宮浦操車場が消滅するその日まで、風速と風向の記録を駅事務所に送り続けるであろう。
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私が三井化学専用鉄道を撮影した最初の日は、2009年3月29日であった。その次は5月9日で、まだ私の中で火が付く前は撮影頻度が低かった。
そんな撮影頻度が少なかった頃、今頃になってだが気づいた事がある。
「安全旗」「国旗」を掲揚するポール、一般的には「旗ポール」というのだが、宮浦操車場の駅事務所脇に立っているのはご存じだろうか?これがその2009年3月に撮影したときと、5月に撮影したときで、位置が違うのだ。何かしらの理由で移設されたみたい。ただの棒に見えて今までその存在にも気づかなかったというより、気にしなかったという方が納得する。しかしまあ旗ポールなんて、写真に写り込んでいたものだ。一枚たりとも旗ポールに焦点を当てたものなどなく、偶然撮影できていたのである。ただ、それが写っている写真を片っ端から探すのは一苦労だった。

2009年3月29日撮影
19号機の右側に旗ポールが立っている。ここが元の位置のようだ。

煙突のある石炭公園から見下ろすと、その位置がよく分かります。19号機の左側に見えます。緑色の工事用バリケードはなんでしょうか?すでに移設準備に入っていたのかな?
前述の通り、4月は撮影していないので何が起こったかは不明です。管理人はまだこの鉄道が何かよく分からない頃でした。

2009年5月28日撮影
旗ポールが駅事務所の便所脇に移動しているのが分かります。
移動したばかりでしょうか?ポールの根元で職員が何か作業しています。

安全旗掲揚~風に乗っています

早朝は風がないので旗もお休み中
この旗ポールに安全旗が掲揚されていた写真が全然見つからず、上の2枚を見つけるのにかなり苦労しました。

旗がない旗ポールと炭鉱電車
つまり、旗なし写真ならたくさん撮っている(映り込んでいる)訳なのです。
もうひとつ、なかなか気づかない設備?について記事にする予定があります。
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タイトルからして何だか難しいぞ、このブログには珍しいテーマだね!って思う読者もいるかもしれません。
私のブログは他と違って、車両の歴史や構造については触れる機会や記事が少ないです。
自分でも理解していない分野や、覚えにくい点や、専門外なところは胸を張って記事に出来ないところがあります。
知ったかぶりして、ぼろが出るのも恥ずかしいですから、こういうジャンルはなかなか筆が進みません。
今回は偶然見つけた(今までその存在を知らなかった)ラベルについて紹介します。
最近知り合いから、「三井化学専用鉄道の架線電圧は直流600Vだけど、22t電車のバッテリーは何V(ボルト)なのか?」って質問されたので、自分なりに調べた際、過去に撮影したなかで今まで記事にしたことが無い写真が見つかりました。当時は何も思わなかったのでスルーしたのでしょうが。人とは違った目線で細部まで撮るのは嫌いじゃありません。車両外観ばかり撮っていたら気づかないモノもありますが、それは人それぞれの好みもありますから、善し悪しは言えません。

何気なくここに留置している状態を撮っていたら

真正面から撮りたくなりました。この位置からでは架線終端の電柱で完全には真正面は無理ですが、

偶然にも、黒いバッテリー箱に貼ってある小さなラベルに目が留まりました。

何が書いてあるのかな?焦点距離300mmでも届きません。仕方が無いのでコンデジの最大ズーミングで無理矢理狙いました。

白地に黒文字のラベルには、「電気車用蓄電池」の仕様が書かれています。
形式は・・・1箱480Vか~
日本製ですね
ってことは単純に考えて、バッテリー車には10個の黒い箱があるから、480Vで走るのかな?
480Vを何かで架線電圧の600Vに昇圧して走っているのでは?(この写真を見たその知り合いが持論を語っていました)。
私は、バッテリー480Vで走行するバターン、パンタを上げて600Vで走行するパターンのスイッチ切り換えをしていると思っていますが。そんな走行が可能なのか・・・よく分からないのでこれ以上書けません。ただ、架線下でバッテリー駆動からパンタを上げると急に速度が増すことから、電圧2タイプで運転できるのかなと思っていましたが、どうなのでしょう?日常生活の家電ではありえないことです。

最後は、白地に赤文字のラベルで、これは使用上の取り扱い注意事項がまとめられているようです。保守の要点まであります。
画像が粗くて見えにくいので全部書きましょう(汗
◆一番上の7つの禁止・注意マークは、左から順に
「火気禁止」「(保護)メガネ着用」「こども禁止」「硫酸注意」「説明書熟読」「爆発注意」「感電注意」
◆その下側の危険な事項として
蓄電池の取り扱いを誤ると軽傷・重傷を負う原因となります。←なかなか危険な取り扱い注意ですね。まあ電気ですからね。
火気や静電気などによる引火爆発・火災の原因となります。←静電気の季節は気を遣いますね。
硫酸が付着すると火傷、失明の原因となります。←ここで、なぜ硫酸が登場するか分からない管理人。
導電部にさわると感電による火傷の原因となります。
通電中にプラグの脱着をすると電気スパークによる火傷や引火爆発の原因となります。
・火気厳禁 =ショートやスパークをさせたり、たばこの火などの火気を近づけないでください。
・静電気に注意=はたき、乾布などによる清掃はしないでください。←エアガンで掃除するのですね
・換気に注意 =密閉したところや通風・換気の悪いところへの設置、使用、充電をしないでください。
・硫酸に注意 =硫酸が皮膚や身体、衣服に付着したときは直ちに多量の水で洗い流してください。←呼吸困難になるらしい
硫酸が目に入ったときは直ちに多量の水で洗顔した後、すぐ眼科医の診察を受けてください。←そりゃそうだ
・液面に注意 =液切れによる蓄電池の加熱や液の入れ過ぎによる漏電などをさせないでください。
・感電に注意 =保護メガネ・ゴム手袋及びゴム底靴などの保護具を着用しないで保守・点検をしないでください。
◆保守の要点
1.常に適切な充電を行ない過酷な使用をしないでください。←充電しすぎても駄目(寿命を縮める)なのはどこも同じですね
2.蓄電池の接続部とその周囲は清潔な乾燥状態を保ってください。←屋外でも問題ないのか
3.液が減ったときは、精製水を補給してください。フロート付き液栓の場合
フロートが上昇してしてきて、白線が見えたら、すみやかに補水をやめてください。←オーバーフローしたら問題ですね
4.一括補水装置付など(フロート液栓以外)の補水は、その取扱法によってください。
右のイラストは「フロート付き液栓の場合」
G6 ???
以上になります。
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2020年2月16日 駅の周辺地図を撮影
今回の写真をクリックすると大きく表示されます。
今更ですが、大牟田の街のどこをどう三井化学専用鉄道が走っているのかおさらいです。
地図の上が常に北向きでない場合が面白いです。

これは西鉄新栄町駅で撮りました。

西が上の拡大地図です。専用鉄道の線路の位置がよく分かります。
仮屋川操車場や宮浦操車場の配線図は正確に書かれていますね。感心感心。

通常の上が北な概略図。見慣れた地図ですが、工場内の線路がおかしいですね。
まあ略図・線ですから仕方がありませんが。
こちらは縦長です。西鉄大牟田駅の改札口の中にありました。

南が上な珍しい地図です。以前紹介した、西鉄大牟田駅のホームに飾ってある大牟田市のウェルカムボードのC型形状な線路がよく似合います。あれは南が上の地図にふさわしいです。右上の港がハミングバードの形をした三池港ですね。

三井化学専用鉄道の位置はよくわかりますが、新栄町駅のものよりは大雑把な略図です。やはり縮尺がものを言いますね。
今後も地図を見つけたら(過去にもいろいろ撮影しているはず)探して記事にしたいです。
◆しかし、三井化学専用鉄道が廃止になったら・・・この線路を示す線は地図から消されるのかな?
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2020年2月16日 雨 大牟田駅
いつしか掲示されていたのだが、今回西鉄を利用したついでに真正面から撮影してみました。
JRホームからでもよく見渡せます。それが狙いなのでしょうが。

大きなウェルカム大牟田の看板です。これは目立ちますね。
中央はハミングバード形状で有名な三池港とその夕日風景ですね。この構図角度はドローン撮影かな?(笑)
右のかわいいキャラクターは、大牟田市のゆるキャラである、ジャー坊です。
左端のは、有名な大蛇山まつりの山車ですね。

注目したいのは、中央の半円状(C型)の線路が描かれた、ようこそ大牟田 の部分
なぜ、線路がぐるり一周せず、やや半円状(C型)なのか説明できる人は、大牟田の炭鉱鉄道をよくご存じなお方です。
◆ただし、上が北になる普通の地図上に線路をあてはめると可笑しなことになりますので、そこはご愛嬌ということで。
世界文化遺産の宮原鉱、三池鉱の閘門も描かれていますね。半円状の線路敷きも同様です。

そして要注目の炭鉱電車がパンタグラフを上げて走っているかのようなイラストが素敵ですね。22t電車です。
◆何年経っても、大牟田には偉大な炭鉱電車があったんだ。日本の経済成長を支えた大きな炭鉱があって、今でも世界遺産として残っていると訴えかけている、アピールしている素晴らしい看板・広告と思います。誰が設けたのかな?JR側にはないけれど。
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