何を今更と思う。でも思い出してみてくれ。あの大牟田貨物が5月14日になっても運転していたって奇跡だぞ。
通常なら大型連休中か明け直後には長期ウヤに入るのだ。
なお、2009年5月の銀タンコ回送は除く。

2016年5月14日
大牟田貨物1151レは空のコキ200だけが2両で大牟田にやってきた。
5月14日にこれが来たことが何を意味しているのかご存じの方は相当お詳しい。
駅や沿線で撮っていた方は、ナニコレ?マジで大牟田貨物なのか?と困惑したに違いないが
そんなの驚かないぞ!って余裕な人はいったいどのくらいいたであろうか?

宮浦操車場からは45t電車19号機がお迎えに仮屋川操車場に向かう。
実は本日最初の運転でもある。
それが何を意味するかご存じの方は、かなりマニアックだ。

DE10が構内運転する便を1151レの財源がどうとかと表記するブログをお見かけするが、
今日はその財源というか荷物すら載って無い大牟田貨物は、かなりレアである。

仮屋川操車場で受け取ったコキ200を引いて楽な運転だった45t電車19号機
でもいつもと宮浦操車場への入場ルートが違う
それに気づいた人はかなりの通~通常は真っ直ぐ入線しないで、写真のもうひとつ右の線路に到着だ。
荷が無いから、それもコキ200だからか、この日はそういうイレギュラーなのだろう。

宮浦操車場内で入換え作業して、すでに宮浦操車場に居たコキ200とドッキング。
このコキ200は何か?ご存じの方はなかなか鋭い!
海上輸送コンテナの運搬に使用されるコキ200は、専用鉄道の年次ウヤ期間や、海コンがお休みの時などは
宮浦操車場内に疎開留置しているのだ。三井化学が借りているから、北九州貨物ターミナルとかに
留置できないのかもしれない。はっきりとした理由は分からないが、多分そうなのだろう。
北九州貨物ターミナルに長いこと放置していたら何処かに駆り出されるのかもね。そりゃあウヤ明け後困るね。

こうして、5月14日の運転終了後、2016年度の年次ウヤ期間に突入したのであった。
めでたしめでたし(笑)。何がめでたいんじゃ!!
こうして、ウヤとも知らずに2016年5月15日からノコノコと遠征のついでに訪問したテツは
静かな宮浦操車場を眺めて、こともあろうか「三井化学専用鉄道廃止説」と
デマ流布に燃える人がいるとかいないとか。
2020年5月7日にはホントに廃止になっちゃいましたが(汗)。

帰りの荷物はないからDE10も単機でのお帰りです。
こちらはいつもどおりの構内運転で規則に忠実でありますよ。

大牟田貨物1152レはもちろん単機。
最終日なんだからDE10を門司機関区へ連れて・・・行かないのね。
そんな年もあったと思うけど。
これまで一連の流れを説明した記事はちょっとだけ書いたことはありますが
正直どこのカテゴリに入れるか悩みましたが、専用のカテゴリを何故作らなかったんだろうな?
今頃になって思いました。

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