今日で今年最後のブログ更新となります(ひょっとしたら日付が変わってから深夜更新記事があるかも)。
本年はさまざまな場所でお目にかかった同業者さん、ブログ応援して下さる読者の皆様、コメントなど情報をお寄せいただいた方、関係者の方々たいへんお世話になりました。
来年も何卒宜しくお願い致します。
来年も引き続き大牟田専貨(大牟田貨物)、三井化学専用鉄道やそのほか九州メインの釜・貨物列車の観察と撮影、九州まんきつ乗り鉄レポに励みたいと思います。カテゴリー記事の少ない所の補充もしたいですね。
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さて、前置きはこの辺で終わり、いよいよ2012年(平成24年)を振り返り、私個人的な考えと撮影記による年間ベスト10を書いてみます。主観がいっぱい入っていますので、賛同されない点も多いと思いますがお付き合いのほど宜しくお願い致します。なお、添付写真は再掲のものが多くなったり、写真なしの記事もあります。
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第10位:1151レ・1152レの16両編成

2012年12月29日 1152レ EF81-303+16両編成 大牟田~銀水
最初の頃は16両編成と言っても、
◆1151レが釜次位から海コン4+空コキ2+黄タンコ1+空コキ4+銀タンコ5
行きは銀タンコも黄タンコもコキ200積載
◇1152レが釜次位から銀タンコ4+空コキ6+黄タンコ2+海コン4
帰りは銀タンコが主にコキ104、黄タンコが絶対にコキ106に積み換えられた
海コンは常にコキ106積載だ
年次ウヤが終わって暫くしたら、海コンが1両減って銀タンコが1両2個増えたので釜次位問題が解消された。なので釜次位が空で無くなりすっきり編成が撮りやすくなっています。特に曲線とかではわざと空コキが映らないように撮ったりする方がいます。でも常に空コキが付くカモレとして知られ、編成美に欠けるその姿は徐々にですが、皆さんのハートを掴まなくなりつつあります。一時は16両というコキ200だけではあり得なかった長大編成に魅了されましたが、大半の方の目覚めは早くて一刻も早いコキ200問題解決を願うところが今の心境です。
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第9位:宮浦操車場の夜間偵察なう

2012年9月2日 宮浦操車場の夜間
なぜにこんな夜間偵察をするようになったかというと、すべてはコキ200問題が発生してから黄タンコ運用が鈍くなったため翌日の編成が読めなくなったからそれを前日に知りたいと思うようになったからだ。それ以上にコキの車番調査のために見たり、夜間作業で明るい状態などが確認できたりする。収穫があったら嬉しい。夜間なので周囲には気をつけたい。情報はいろいろな方にメールしたり情報交換に役立てているのだ。
黄タンコ運用やコキ200問題は後述する。
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第8位:浅牟田108号踏切の撤去と新しい代替道路の開通

2012年11月2日 奥の黄緑色のバリケード付近が浅牟田108号踏切のあった場所
ここもすっかり変わってしまいました。踏切は6月まで残っていましたが、年次ウヤ中に使命を果たした踏切が撤去され、工場から出てくるシーンを捉えにくくなりました。もはや、フランジ音や汽笛をたよりにするしかありません。時を同じくして代わりの道路がやっと通行可能になりました。毎回利用していますが、宮浦操車場がぐっと近くなりましたし、風景もとてもいいです。ただ近隣の会社への出入り通勤車はかっ飛ばしているので要注意です。
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第7位:驚異の銀釜並び、ELと45t電車の並び、西鉄電車と1152レの交差など

2012年9月29日 大牟田駅 1151レ:EF81-303(到着解放済み)と4093レ:EF81-304の銀釜並び
今年は1151レと4093レが同日銀釜になった機会が3~4回あったかな。1151レと8091レでも2度あった。私は常に大牟田駅で撮ってきましたが、なかなか大牟田まで遠征される同業者はいなかったようです。12月24日に銀釜が並んだ時は同業者が遙か大牟田まで遠征に来られたようです。理由は明るいから。夏場なら古賀駅や原田駅、鳥栖貨物ターミナルで狙えますが、冬場は大牟田限定になりますからねえ。並ぶと言っても10m程離れているので構図加減で並びを表現するしか無いのが大牟田の特徴でアリ、欠点でもあります。
今年は並びや交差もよく撮りましたね。ラッキーとしか言いようがありません。夢は西鉄特急&4093レ&45t電車のトリプル並びです。叶いそうでなかなか実現しません。超レアシーンです(笑)。
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第6位:理由不明 パーイチの同一カモレへの連続運用

2012年8月15日 1152レ EF81-451 南福岡~笹原
下半期は、釜が同一カモレに何日も連続で運用に就いたりと謎の運用があった。
最長は301が10日連続、303は9日連続。そのほかに302、451などが連チャンしまくった。
特にすごかったのが303で、今の今まで大牟田行きの土日運用に一切運用に就かなかったのがこれを機会にあっさり就いちゃったことだ。しかも連続で運用に就くから嬉しいのなんて通り過ぎて・・・。結構楽しかった反面、あれは一体何がしたかったのか今でも謎のままである。JR貨物門司機関区には何かしら理由があったのだろう。
これがあった影響かどうかは分からないが、今日も普通に303号機が大牟田発着に就いているのは嬉しい。でも就かなかった理由も未だ謎だったが、もう誰も気にしない。
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第5位:九州満喫きっぷの旅~九州北部制覇

九州満喫きっぷ~全部で9回行き回りました
5月に島原鉄道、大村線、佐世保線
7月に筑肥線、松浦鉄道
8月に唐津線、松浦鉄道
9月、10月に北九州、筑豊地方制覇
11月に長崎本線、長崎電気軌道
12月に南阿蘇鉄道、熊本市電
その他、福岡市営地下鉄全線、香椎線、西鉄全線は満喫きっぷは使わずに完乗しました。
鹿児島本線、日豊本線、久大本線は過去に完乗を果たしています。
今年は九州北部を満喫しまくり、福岡県、佐賀県、長崎県の全鉄道路線を乗り潰しました。ほとんど下車しなかったので車窓メインの旅になりましたが、なかなか楽しかったです。列車本数もアクセスもそこそこ良かったので、日帰りで回り切れたのですが、九州南部はそうはいかないので、来年は1泊以上は考えています。熊本、宮崎、鹿児島は貨物ついでに回りたいです。最後の乗車路線は豊肥本線(立野~大分)か、宮崎空港線・日南線のいずれかになる見込みです。
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第4位:JR貨物イベントに行ったこと(北九州貨物ターミナル、広島車両所)

2012年3月4日 北九州貨物ターミナルで撮影
あの黄タンコが陸上輸送しているのを初めて目撃。日豊本線内で走っている若松方面への輸送は北九州貨物ターミナルから陸上輸送になっている。宇部行きは不明。
待望のJR貨物イベントに2度も行くことができました。3月に北九州貨物ターミナル、10月に広島車両所でした。それぞれ意外な発見や出会いがあり大収穫でした。また別のイベントにも行ってみたいですね。
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番外編:M化学工場見学バスツアー
これには写真がありませんが(工場内部撮影禁止のため)、工場内の貨物線の配線がどうなっているのかがかなり分かりました。来年も同様のイベントがあればさらに研究したいですね。どうしても見えないところがあるので、パーフェクトはは難しいでしょうね。
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第3位:鉄道部会の活動とオフ会開催、鉄好きな集まりの忘年会参加
毎年恒例の鉄道部会の集まりとオフ会は昨年以上に盛り上がりました。参加人数は6名。濃い三池鉄道談義となりました。中身は日本中の新旧列車から釜、専用線に至るまでたっぷり5時間しゃべり明かしました。ご参加の方々ありがとうございました。また来年もよろしくお願いいたします。

今年の11月3日の活動は保存炭坑電車公開の見学に加え、三川坑の公開に立ち会えました。
また今月は全く別の鉄道好きの集まりの忘年会に参加させていただきました。大牟田のオフ会とは全くジャンルや視点が違うので、また別の楽しみ方ができました。どちらも濃いのは変わりませんが(笑)。
かけがえのない貴重な趣味を共有できる仲間が増えて嬉しいです。
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第2位:さよなら長溝川踏切、撮れなくなった仮屋川操車場の並び風景
9月に長溝川立体交差事業が完了し、長い間工事中だったアンダーパスが開通した。同時に長溝川踏切が閉鎖され、有名な仮屋川操車場での炭坑電車+DE10の並びが完全な形では拝められなくなった。

2012年12月29日撮影
現在はJRと専用線の踏切や道路が撤去され、周辺の柵設置工事も始まっており、来春にはここに踏切がかつてあった痕跡は皆無になると思われる。なんだか寂しい気持ちな反面、私も大牟田市民でこの開かずの踏切の東西の行き来のネックが解放された事は誠に嬉しいものがあった。今夏は長溝川踏切での撮影(仮屋川操車場並び含む)をかなり実行しました。まるで葬式鉄っぽいところがありました。
遠い将来、三井化学専用鉄道もそうなるのだろうか。
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第1位:コキ200問題の解決の光・・・大牟田専貨の将来が心配
今月私は衝撃の目撃をした。関東ではすでに往復(満空)ともにコキ200積載の運用が始まっているカモレがある。台車のバネ定数の改善が実施されたのだ。詳しい説明は南福岡電車区さんがコメントされているのでご覧頂きたい(私には説明しきれないので)。

実際は夜間撮影で初めて発見したのだが、明るい時間帯のもので今朝のコキ200-46
四角い白印が付いているコキ200が大牟田専貨で目撃され始めた。すでに6両確認された。福岡貨物ターミナル内にいた疎開留置の黄タンコを載せていたコキ200らは行方をくらました(筑後川鉄橋さんからの報告)。きっと九州島内在籍のコキ200全車両45両が順次改良されているのだろう。
近い将来大牟田専貨、ならびに日豊本線ではコキ200積載による運用が戻ると確信しています。遅くとも次の年次ウヤ明けには従来のオールコキ200編成での運用が始まって欲しいものです。
ですがもう一つ気がかりな出来事がありました。南延岡発の液化塩素の出荷量がかなり減少していることです。詳しい内容を記事にしている「クラッチさんの貨物鉄道部屋」の南延岡記事をご覧下さい。

2012年12月29日 宮浦操車場を出発する返空の黄タンコ(コキ106積載の方)
12月はほとんど黄タンコが宮浦操車場に来ていません。こんな現象は4月にもありましたが、今月は将来が不安だと感じました。てっきりコキ200積載問題の影響を受けているものだと感じていましたが、問題は別のところで渦巻いていたのですね。
様々な記事やコメントを読ませて頂いた範囲内で考えてみました。濃硝酸と液化塩素という原料を用い、M化学大牟田工場で精製した化学物質をドラム缶に詰めて海上輸送コンテナで出荷・輸出しているので、近い将来大牟田発着の液化塩素輸送が無くなった時(廃止された時)、濃硝酸輸送も同時に廃止され大牟田専貨そのものが存亡の危機に立たされるのではないかと考えています。そこが三井化学専用鉄道の最期なのかもしれません。考えたくないのですが、考えられずにはいられません。
来春のJR貨物ダイヤ改正では今のところ延岡貨物については触れられていませんが、いつどうなっても後悔しないように、来年もしっかり記録したいと思います。
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以上。第1位は重たい話になりましたが、あくまで個人的意見なので鵜呑みにはしないで下さいね。証明するものや発表や報告はありませんので、これからも大牟田に住み続けられる限りは観察を続けたいと思います。
なお、2012年は481記事も書きました。ふう~

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