ハイブリッドロコ牽引の大牟田駅構内カモレ
2020年2月15日 鹿児島本線 大牟田~仮屋川操車場 構内入換貨物列車
タイトルをそう書くと一瞬かっこいいですが、本線を走っているような錯覚を覚える構内扱い貨物列車です。
撮り鉄によっては、入換貨物とか、入換中とか表現されます。本線を閉鎖して走らせる便で、近くでは黒崎駅構内にもレール搬出で貨物専用線の上り線を逆走させるする区間がありますが、それも同じ扱いでしょう。

大牟田駅に戻ると、すでにHD300が1151レ貨物編成との連結を終えていました。

時間に余裕があったので、このカモレをいろいろな方向から撮りたくなりました。
大牟田駅の4番線路で出発待ちです。当日は9:13頃の出発でしたが、現在は変わったと地元鉄から聞いています。

西鉄特急と並び~ですが、実は奥に大牟田貨物牽引ELが写っているので、なんちゃって遠近3並びです。これは狙っています。

架線柱の隙間を縫って

EF81が写るように(笑)

引き気味に編成全体が写るように

土曜日は黄タンコが連結されることが多いらしく(地元鉄情報)、今日はラッキーです。
連結がなかったら今回のような撮影はしなかったかも。
◆曇り空で黄タンコがなかったら、AFの影響か全体的に暗く写ってしまいます。それを補ってくれる黄タンコがいると撮影意欲がわきます。でも黄タンコなしで、まともに撮影できない私は下手なんでしょうが。

場所を移動して移動中を撮影

あんまりのんびり運転なので、初めて見る人はイライラするでしょうね。早く来い!!って、じらさないじらさない(笑)

は~、いいね黄タンコ。毎日連結してほしいです。2両より長くなりません。

振り向いて見ていたら、カモレは一時停車します。入換信号機は進行を示しています。
昔は入換信号機が進行であれば素通りでしたが、専用鉄道の炭鉱電車脱線事故後は、安全確認がかなり厳しくなりました。

眺めていられる時間が昔よりも長くなりました。
次は宮浦操車場に向かいます。
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旭町1号踏切の珍しい瞬間
2020年2月15日 三井化学専用鉄道 旭町1号踏切
1か月半前の記事になりますが、この頃は国内で新型感染症の話題や予防・対策が高まってくる直前でした。

滅多に赴かない旭町1号踏切です。
もうここは四方八方から撮りつくした感のある踏切ですし、車の往来や歩行者が写ったりと忙しい場所ですし、気を遣う撮影地なので何度も足を運ぶことはありませんでした。撮りつくしたとはありますが、専用鉄道の沿線では撮影回数がそれほど多くはありません。

そんな中で訪れた旭町1号踏切で今まで一度も起こらなかった奇跡というか偶然が!!!
警報機が鳴って吊りワイヤーが下りてきました。
おや?これは珍しい。

45t電車18号機が現れます。この瞬間はすごいでしょ?何が?って。

旭町1号踏切を通過します。
読者の皆様、何が珍しい、すごい瞬間か分かりましたか?

これ以上は写っていませんが、向かって左車線に車が1台もいません。これは管理人も記憶にありません。
だから初っ端から45t電車がしっかり写っています。

いつもなら踏切前に渋滞とまではいかなくとも複数台の車が並ぶので、管理人はそこを避けて構図を決める習慣があるので、上の写真の位置を中心に撮ります。

編成を確認したら、急いで5線路区間へ移動します。自転車ならこの程度は追いつきます。
99%の撮り鉄さんは興味ない後追いでしょうが(-_-;)

ほどなくして機回し後に、45t電車が宮浦操車場に単機で戻ります。
この第2便の見せ所は、旭町駅事務所の2階から出てくる安全確認旗です。

OKなら緑色の旗を振ります。すると大概の運転士は汽笛を一度鳴らしますね。

後追い撮影します。

ホテルの建物の下を左カーブを描くように単機が進み、先ほどの旭町1号踏切手前でもう一度汽笛が高らかに鳴らすことがあります。
次はハイブリッド構内カモレです
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たまには撮り影でもいかが~
私が黄タンコの黄色い車体の電車窓やガラスに反射する風景を好んで・気にして撮影しますが、今回は偶然目にした全く別のジャンル・視点から撮ってみました。反射風景ではありません。

ある日の宮浦操車場内に黄タンコが2両いました。
普段なら逆光・順光問わず様々な角度から構図でタンク自体を撮るのですが。・・・普通はそうしますよね、皆さん。
でも今回は、偶然目を足元にやったら・・・、あれれ、これは面白そう。
上の写真は実物と影との対比も表しています。

そう、影です。でもこれはコキ200に載っている黄タンコの影です。

車体ばかり見ていると絶対に気づかない、足元の風景です。影を風景と称するのはもはや管理人だけでしょうか?

撮りようによっては車体の影も趣が感じられます。
場合によっては、条件や時間を変えながら影の変化を追うのも面白いかもしれません。気の長い撮影になりますね。

ある時は操車場のフェンスの影まで撮るようになりました。
こんなの意識してでないと撮らないで素通りしてしまいます。
炭鉱電車や貨車コンテナを一通り撮影して一息ついたら、こんな撮影(撮り影いっぱい?)もたまにはいいかも?
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毎度の遠征が最後と思って
2020年2月15日 鹿児島本線 大牟田駅 AM7:50
間もなく大牟田貨物1151レ(3月14日のダイヤ改正から8151レに改番され臨時貨物化になりました)

大牟田遠征時に駅ホームから大牟田貨物1151レの到着は撮ってこなかったのですが、今回はたまにはいいでしょうと。

時間が迫ってきました。土日祝日は平日ダイヤより5分ほど遅くなります。

ラッキーなことに同業者がいません。独り占め撮影(笑)になりました。
普段は1人か2人はいるんですが。

到着して、運転士が下りてきました

曇り空で光線が期待できません。編成は銀4+黄1でした。

黄タンコに焦点を当てるとすごく明るく撮れます。これを見ているだけでも元気になれます。カンフル剤的な存在ですね。
幸せになれるかどうかはあなた次第です(笑)。
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大牟田駅 島式ホームい屋根が飛んで行った~?とんでもない
大牟田駅を跨ぐ、東西自由通路はリニューアル工事の真っ最中。
最終的にどんな感じに仕上げるのかは分かりませんが、外観もテコ入れしています。
1月だったか、急に一番西側のレールが撤去されて何が始まるのかと思っていたら、その自由通路の外回りの塗装や整備のための高所作業者やそのほか作業車両を入れるための工事用通路になりました。

そんで、2・3番線のある島式ホームの屋根が一部撤去されています。

ホームへ繋がる仮の踏切道があります。外回りの工事は夜間に行われていると思いますが、その模様は見たことがありません。
手前のその自由通路の整備のためにホーム屋根が邪魔なんですよね。飛んで行ったわけではありません。

ここだけ屋根がないから濡れるね。また屋根が続いているけれど~なんだかね。

完成したら屋根はまた取り付けると思いますが、どうなるか分からないです。

今だけしか見られない風景~だけど、今大牟田に足を運んでいるほとんどの撮り鉄は、大牟田貨物の撮影に必死で、頭上には興味ないだろうな。なんてね。
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続~宮浦操車場から真っ先に飛び立った車両たち
2020年3月24日に宮浦操車場から搬出された、無蓋車ハト、モーターカーなどは
記事に取り上げられることはほとんどなく、風景の1コマとして語られていた。
振り返ってみると意外と多く撮影して登場はしている。

2010年5月16日 45t電車19号機と並ぶ姿は貴重?ですかねえ(;^_^A

5月は毎年長期ウヤになっている季節

この時はウヤ中に保線工事でも行っているからこの線路上にいるのかと思っていた。実際のところ、当時保守工事を見たことがないので何とも言えませんが。ただの疎開だとも言えます。

2009年8月29日 煙突のある公園から眺めてみました。
当時の車両たちが勢揃いしていますね。

2009年12月26日 留置位置がころころ変わります。謎ですね。

2009年11月3日 午後の斜光線を浴びるハト、銀タンコ、黄タキも三型が並んだ写真は多くない

2014年5月31日
搬出後もレール運搬車の一部が残っているという

木のまくらぎを載せて走ったのかな?
もう解体しかなかったと思われるハトたとは、これから第二の人生が(第二か?)待っている。

搬出のために利用した門扉はおそらくここである。当日は吊り上げるためのレッカー車(俗に言うクレーン車)も入れて、貨車などを吊り上げてトレーラー荷台にうまいこと載せていたそうだ。
さよなら、また会える日まで。
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宮浦操車場から真っ先に飛び立った車両たち
大牟田のブログ「炭鉱電車が走ったころ」の管理人ed731003様より、2020年3月24日に宮浦操車場内のハト、保守車両らが飛び立ったとの報が入りました。先日アップした操車場内にずっと留置して使っていなかった貨車2両と、これも軌陸車の登場で全く出番がなかった保守用モーターカーなどがトレーラーに載せられて群馬県の某所に旅立ったのでした。当然ですが帰らぬ旅路です。
その模様は残念ながらお伝え出来ませんが、そのうち「炭鉱電車が走ったころ」のブログ内で紹介されると思いますし、Twitter検索すれば他の撮り鉄さんが撮影した当日の模様が出てくるかもしれません。ここで言う他の撮り鉄さんとは、平日に訪問された方をさします。
改めて過去11年間の写真を探したところ、貨車のハト、モーターカーが見つかりましたのでアップします。
今の今までこれらで記事を書いたことはないです。だって動いているところや使用しているところを目撃したことがありませんから、記事に出来なかったのでありますよ。

この写真に写っている車両が全部載せられたようです。

貨車のハト(ハト型10トン積み無蓋車)
鳩じゃないよ。でも鳩みたいだから、飛び立ったというジョークが言えるのだ。

ハト152

ハト37

写真の荷重10トン表記
ハトの「ハ」は函台車のハ、「ト」は10のトー

モーターカー
レール運搬とかに使ったんだろうが、けん引力は十分あったのだろうか

随分小さいから運転するの大変だっただろうが、15t電車のガメ電に匹敵するか?

いつだったかきれいに塗装されたモーターカー。でも搬出されたときは色あせていた。
つづく
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検重車もあっちこっち
検重車は貨車扱いだろうか?それとも。

2009年5月24日 宮浦操車場に仮留置

2009年6月14日 線路終端付近に追いやられる

現在はこの位置。明らかに動かしている。なんでかな?

もう使うことはないのに留置している特別な車両であります。譲渡先を探していたりして。
検重車に関してはまた改めて記事書こうと思います。またはこの記事の追加加筆か。
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今回の〆は竹下駅にて~1152レ
2020年1月19日 鹿児島本線 竹下駅
帰路についています。
今回は良く行く竹下駅で大牟田貨物を狙います。なお下りの4083レも撮影できますが失敗(笑)。

来ました

編成重視撮影

竹下駅は通過線路を通るので足回りまですっきり撮影です。7両編成にはちょうどいい場所です。
まあ、お手軽な駅ですが、各駅停車しか足がないのでご注意を。

次に大牟田遠征できるのはいつになるかな~と、最後尾の黄タンコを見つめながらこの日の撮影は終了です。
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懲りないね~黄タンコの反射風景
2020年1月19日 大牟田駅
もうあと何度も見られない大牟田貨物1152レ(2020年3月14日からは8152レ)ですが、大牟田駅で黄タンコがつくたびに黄色の反射風景が目に入って気になる管理人であります。いつもこれが最後という想いで、やはり時間があるので撮ります。まあ、見てやってくださいな(笑)。

やっぱり黄タンコ2両4個は圧巻です。これだけ居たら楽しみ倍増。

下りのワンマンに反射しています。

815系はロングシートなので乗客に向けて撮らないので気兼ねなく撮影

ちょっと暗くなったね

駅東改札口脇の大蛇山祭り紹介のガラスに反射

駅舎の窓に反射

おまけ:ワンマン運転用のミラーに反射
他にもありますが、もうこのへんにしておきます。
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銀5+黄2=7両編成~これが今の大牟田貨物の最長だ
2020年1月19日 大牟田駅 1152レ
大牟田貨物は通常7両より編成が長くなりません。理由は以前書きました。それでもコキ200だけの最盛期は12両編成で、コキ200問題のころの空コキが絶対にある時期に最大17両編成したから、決して長かったわけでもなく。

1両目 濃硝酸 コキ200-103 UT13C-8051・8052

2両目 濃硝酸 コキ200-46 UT13C-8055・8056

3両目 濃硝酸 コキ200-55 UT13C-8057・8058

4両目 濃硝酸 コキ200-14 UT13C-8053・8054

5両目 濃硝酸 コキ200-143 UT13C-8043・8044

6両目 液化塩素 コキ200-37 UT13C-8081・8082

7両目 液化塩素 コキ200-111 UT13C-8075・8076

鳥栖行きワンマン入線。この状態だと6・7両目がよく見えません。
この電車は大牟田駅に20分近く停車するので、編成確認はお早めに!なお、4~5両編成なら被られません。

跨線橋からの編成後方からの眺めはいいね

あと何度7両編成が実現するでしょうか。
濃硝酸は4~5両、液化塩素は0~2両で週3回くらいしか付かないなど、いろいろパターンがありますからね。

液化塩素(黄タンコ)がつくか、つかないかで編成美に大きく影響します。
濃硝酸だけだと地味なんですよね(笑)。ま、管理人の主観なんですが。
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連結シーンもかっこよくお願いします~1152レ出発準備
2020年1月19日 大牟田駅
銀釜とか特別な釜なら、普通誰も寄ってきません。この日も同業者なし。

操車係が無線で機関士に連結迄の距離を伝えているのが聞こえます

連結直前!!

連結後、指差し確認!

すぐさまエアホースを接続。手際良いですね。最後にエアコックを開きます。

かっこよく撮ることのできるわずかな時間です。操車係は最後尾迄歩いてまた戻って来るまで時間がありますが、普通ワンマンが来たら編成かぶりになってかっこ悪くなります。

おまけ1:コキ200のステップあり側

おまけ2:コキ200のステップなし側
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せっかくだから、出発準備模様もかっこよく撮ろう
2020年1月19日 大牟田駅
かっこよく撮ろうって、いつもの画じゃんって突っ込みはナシヨ

機回し中を上から激写&黄タンコ真横通過シーンと操車係

すぐに反対側へ

上からの撮影はこのへんにして下に降りましょう

すぐには機関車も戻ってこないので、編成を後方から撮ります

ホーム北先端に移動して機回し中をじっくり撮ります。
この写真の有明町踏切からの撮影は以前記事にしましたね

さあ、転線してきて1152レになる編成と連結です。
つづく よ
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せっかくだから面白い構図を狙おう
2020年1月19日 大牟田駅
もうあと何度も撮れるものではないので、せっかくなら撮ったことのない角度や構図から狙いたくなります。

今回も、今回も(笑)、ホームから離れてみましょう。別にこれが初めてではありません。
黄タンコが2両もついていたら何か変わった撮り方したくなるのは・・・私だけか(笑)。

いつもの跨線橋の窓から見下ろします。
ちょうど連結開放作業中でした。

連結開放後、HD300が動き始めますが、操車係がステップに乗り後方確認中です。
ついてきていないよね~?ってな感じです。

解放完了

黄色いヤツを上から眺めるのがイイ

真上から停車中が見られるのは大牟田だけ・・・たぶん。

左の西鉄ワンマンとの並びと眺め。大牟田貨物1152レの右側には間もなく鳥栖行きワンマンがやってきます。
つづく
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大牟田駅に戻って来る便を待つ
2020年1月19日 大牟田駅
大牟田駅構内扱いの貨物列車は、大牟田駅から北に1km半離れた三井化学専用鉄道の仮屋川操車場とを往復するもので、本線をHD300が引いているように見えて、実際は構内入換信号機で進行・停止を確認しながら走るためのろのろ運転です。この構内扱いの貨物列車が走る時は鹿児島本線の上下線が大牟田駅と銀水駅南部で閉鎖されるので、JRの旅客・貨物列車の車両とは被りません。西鉄は関係ありません。そんな貨物列車には列車番号や便名はなく、私は単に往路復路とか、大牟田駅戻り構内扱い貨物列車とか、仮屋川操車場行き便とか勝手に読んでいます。
※HD300は本線走行の仕様になっていませんが、ここでは特別な条件の下で走るので、あたかも本線走行気分で撮影できます。
今回は大牟田駅に戻って来るまでを撮ります。

大牟田駅では、4番線路にいるEF81の線上ではなく、もう一つ西側(西鉄側)の5番線路に入線してきます。

遠くに戻り便が見えました。バイクが渡っているのが見えます。
あんなに近くまで来ているのに、有明町踏切はまだ踏切装置が起動しません。これも線路閉鎖の影響です。
あの辺に場内用信号機があり、基本的にあそこで一旦停止して安全確認後、運転士によっては汽笛を鳴らして再進行します。
仮屋川操車場行も旭町駅付近で一旦停止し、同じことをしています。昔は素通りでしたが、三井化学専用鉄道の脱線事故以来、安全確認が厳しくなったようです。

有明町踏切奥の渡り線でのぐねぐね感が素敵です。黄タンコが2両もあるときは尚のこと楽しく見えます(私だけですが)。

この一瞬だけは縦撮りで~

7両編成が全部見えたらすかさず編成撮影です。機関車含めて9両くらいが限度かな。

最大限に引いて(18mm)こんな感じ。

あっという間に跨線橋下あたりまで進みます。

編成長さによって停車位置が異なります。
この後は、EF81の出番です。
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大牟田との関わりを持つまで
12年昔になりますが、大牟田に引っ越してきて、いきなり三井化学専用鉄道を撮り始めていたらすごいことになっていたでしょうが、そう甘くありません。なんせ私は当時、今では信じられない程以下の状態でした。
①三井化学専用鉄道を知らなかった。どういう鉄道線すら知らなかった。←すごいでしょ?
②鉄道ファンではあったが、貨物列車の世界はさっぱりであった。コキ200って何?←すごいでしょ?
③撮り鉄じゃなかったので、一眼レフカメラは持っていませんでした。←電池消費の多いデジカメは持っていた。
④乗り鉄専門で、あと線路全般、橋梁、土木遺産にも興味があり、①②を知るきっかけがなかった。←それで満足していた
⑤とにかく、大牟田に来て半年ほど土日返上なほど仕事が多忙で、明るい時間をプライベートに割く時間は限られていた。
あやうく社畜になりかけていたが、運よく最初の春が訪れようとしていた11年前の今頃、転機が訪れた。
だが、今回はその転機が訪れるもっと昔のお話をしましょう。
私が大牟田に呼ばれることになったのかもしれない、小さな小さな縁・糸を辿ってまいりましょうか。
◆その1:小学2年生ごろだったか、全国道路地図を眺めていて「線路」の行く先に興味を覚えた
「線路」だった。全国道路地図には主要駅などから海・港、鉱山、工場などに伸びる鉄道の支線が詳しく載っていた。
なかでも、当時全く知識がなかった私は、今は亡き父に以下のような質問をした記憶がある。
あるページにどこかの港に多くの線路が描かれた、大きな操車場(当時は操車場って言葉すら知らない)を指さして、
「ねえお父さん、この線路がいっぱい並んでいるのはどういう場所なの?」っていう風に聞いたはず。
父は「石炭のまちだからね」と言っていた。当時は石炭が何かも知らなかったので、ふ~んで終わった。
今にして思えば、その開いていたページが港付近の操車場だということは、

大牟田(三池港)だったのかもしれない。操車場の左側が海だったので、他にあるなら室蘭かもしれないが。
この時、すでに大牟田への縁・糸がつながり始めていたのかもしれない。
でも、大牟田って街は、何県のどこにあるのか知らなかった。それを正確に知るのはまだずっと先になる。
◆その2:大牟田出身のシンガーソングライターNのラジオ番組を聞いて、「大牟田」の位置が特定できた。
そもそも、大牟田出身の歌手Nって、読者の方はご存じですか?大牟田観光大使も務めたことがあるあのお方。
私はいっときFMラジオリスナーであった。その影響もあり、夜更かしするようになった年齢になると、深夜番組を聞くようになる。
そのN氏がパーソナリティを務める番組が始まり、自身が大牟田出身だと番組内で多く語るようになり、私も次第に大牟田って
どこにある街なのか調べるようになった。また1本、縁・糸がつながりだした。
大牟田に引っ越して数年後、友人の紹介で大の炭鉱電車好きだという、シンガーNに実際に会えた。

2011年11月6日 宮浦操車場奥の海コンホーム~線路終端付近
N氏とほかの多くの友人ら一緒に激写した日は、コキ200問題で22t電車が線路終端迄迫ってくるシーズンであった(今は解消)
あのラジオ番組を聴いていなかったら、N氏とその後交流を持つことは叶わなかったと言っても過言ではない。
◆その3 大牟田に出張で訪れた最初の朝、ホテルの窓を開けて地上を見たら「線路」があった。
2007年4月頃、私は大牟田に出張で来ていた。
お昼前にJR大牟田駅で下車してタクシーで、のちの勤務部署となる住所に向かった。
途中で怪しげな廃れた高架橋?築堤が街の中にあるのが見えて、少しときめいた。
この時、私は三井三池炭鉱鉄道の廃線跡が街中にあることを知らなったのが、当時は未成線や廃線にも興味があったので
その風景だけでも満足であった。
その晩、三井化学専用鉄道の旭町1号踏切(国道を横断する有名な踏切だとも知らずに)脇の市内街で一番大きなホテルに
宿泊して、翌朝部屋の窓を開けて地上を見たら


線路があった。道路側に踏切がある。今も現役かな?いつ走っているのだろうか?
そもそも貨物専用線だとも知らなかった。
出張が終わってそそくさと大牟田駅を後にした。あの線路は何だったのか?頭の片隅に追いやってしまった。
当時は、大牟田に転勤してこようなど100%あり得なかったので、辞令が下りたときは正直驚いたものであった。
◆2008年秋、私は大牟田市に住民票を移し、市民となる。
紆余曲折を経て、翌年夏から撮影が始まり、このブログがスタートする。なので銀タキ時代を全く知らないのです。
私は濃硝酸がタンクコンテナ化された最初の年、黄タキ最後の年、海コンが長期ウヤな年から撮り鉄活動が始まりました。

2009年6月27日 第4便貨物列車 自身初めての旭町1号踏切での炭鉱電車+銀タンコ+黄タキの撮影となった。
その1、その2がなかったとしても、転勤という運命にはなっていただろうか。それは分からないし、違っていたかもしれない。
今にして思えば、私は小さなころから大牟田に呼ばれていた、もしくは小さな縁・糸がつながっていたのだ。
今だから言えるが、大牟田に引っ越してくる様にうまいこと事が転じただけなのだ。縁・糸はあとから手繰り寄せれば良い。
私はM化学の関係者でもないし、神様でもない。ただのサラリーマンで、かつ鉄道ファンである。
************************************************
調子の良いことばかり、うまく話をつなげたのは自分でも分かっている。でもここまで大牟田の鉄道に関われたのは
とても幸せなことであると思う。誇っていいと思う。現在は元市民であるが、市民であったうちに、よそ者という微妙な立場で
定点観測が続けられた・・・いや続けたいと強い願いで私のわがままを叶えてくれた大牟田の縁というものに感謝したい。

鉄道ファン御用達と言っても過言じゃない程、大牟田の鉄道を堪能するのには便利なホテルである。
そのホテルの足元にあるのが、今では有名すぎて鉄道ファンなどが連日数多く訪れる、三井化学専用鉄道の旭町1号踏切。
日本にはもうここしかないのでは?と言われているワイヤー昇降式の珍しい、しかも有人踏切である。
管理人は、このホテルに大牟田出張時、大牟田を離れる前日、2017~2018年の大牟田遠征時にお世話になりました。
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その時、ハトが動いた
2020年3月12日にハトが移動しました。
なんじゃそりゃ?って。
宮浦操車場のすみっこに長年留置していた無蓋車です。
たぶん、今まで大勢の方は目にしているけれど、特に注目はしていないでしょう。もう朽ちかけていましたから。

これがハト

ずっとここに留置していた

写真の奥に移動しました。
現在の、当日の写真はありません。これはお友達に写真付きで教えていただいた情報ですから。
詳しくはまた後日
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ありがとう・さよなら~1151レ・1152レという専用貨物列車
2010年3月ダイヤ改正~2020年3月13日まで、大牟田貨物は1151レ・1152レという列車番号を名乗っていました。
明日のダイヤ改正からは、8151レ・8152レに列車番号を改めて、廃止日までその列車番号で走るようです。悲しきかな。
◆大好きな貨物列車だったので、2年前にマイカーを買い替えたときに希望ナンバーを「1151」にしてとても嬉しかったですが、これで廃番になり、そして伝説へ。ナンバーはずっと変えないでおこう。一般人から見たら「いい恋」だけどね(笑)。

1152レ 大牟田駅で出発準中
釜の片尾灯が入換中を示す。それだけでも撮影中はわくわくしたものです。

単機でも、ムド単機でも、1両編成でも、2両編成でも走るという、大牟田専用貨物です。
だから、ウヤにならない。いったん走り始めたらウヤになるのがレアなほど休まない。
それが大牟田貨物1151レ・1152レに与えられた使命。

春 レンゲソウと菜の花満開な田園を往く1152レ
ホントは桜満開、蓮華草、菜の花満開が満開な場所を探しましたがなかなか見つかりませんでした。
今では銀の編成も5両以下になり寂しいが、昔は6両が当たり前で、プラス黄は1両か2両、平日土曜は海上輸送コンテナ編成がついたものです。

夏 朝一番乗りしたお山の公園のお立ち台から 1151レ
海4+銀6+黄2の当時最長の12両編成は圧巻だった。

秋 朝晩が徐々に冷えて朝練に向かうのが辛く・・・なんかなりません(笑)
1151レ 朝陽をいっぱいに浴びて、一路大牟田に急ぎます

冬 1152レは夏は雨にも負けず、冬は吹雪にもマケズ
太牟田の街が珍しく白くなりました。
雨が降ったら傘をさして撮影。吹雪いてきたら撤収です。

初夏の吉野~渡瀬
大牟田市内に入った1151レ 目的地までもう少しだ。
ありがとう、さようなら~1151レ・1152レ
明日からも引き続き「大牟田貨物」って呼んじゃいましょうね。
近いうちに大牟田貨物特集したいね。
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仮屋川操車場にいると楽しいな
2020年1月19日 晴れ 三井化学専用鉄道 仮屋川操車場
第4便が行ったらもう仮屋川操車場にとどまる必要がありません。10時過ぎのHD300貨物の大牟田駅戻りシーンを撮るなら移動ですが、私はこの直後にいろいろあって、

8057レが下りました。まるでHD300構内貨物列車を追い抜いたかのように見えます。
8057レは遅れることもあるので、必ずしもこのような瞬間が撮れるわけではありません。
でも仮屋川操車場にいたらいろいろな電車が複数撮影できるので楽しいです。
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仮屋川操車場の並びを見たくて~後編
202年1月19日 晴れ 三井化学専用鉄道 仮屋川操車場
京町踏切の方から45t電車の汽笛が聞こえました。接近してくる駆動音走行音がします。そして

現れたのは操車係。先に降車して、先の分岐器の確認をします。もうかれこれ2年半はこの状況です。
なぜこの作業をしているのか知らない人は「???」でしょうね。

操車係についてくるかのように45t電車がのそっと現れ、操車係は再びステップに乗り、進行します。

ドッキングです。そして待望の並びの眺めです。
これが見たくて晴れの日にここを訪れるのです。

2年前にデビューしたばかりの赤いハイブリッド機関車と、戦前製造の凸型電機が並ぶ、なんとも言えない並びです。

もたもたしていると、HD300貨物が出発待機位置まで前進を始めます。早く撮らないと並びが崩れます。

停車しました

では宮浦行きも急いで出発だ。第4便貨物列車がゆっくりと動き始めます。

HD300貨物を追い抜きます

西鉄電車に追い抜かれた(笑)。ここからではうまく撮れませんが、3列車が並んじゃいましたね。これはこれで面白いです。
これが仮屋川操車場での撮影で楽しい瞬間です。

ゆっくり前進です。間もなく45t電車が見えなくなります。

ではまた、宮浦操車場で会いましょう。
JRの811系に追い抜かれましたね(笑)。忙しい。
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