信号機~宮浦操車場
たかが信号機、されど信号機。なくてはならない重要な設備です。
今回はそんな地味な設備に注目しました。過去に同じような記事を書いた記憶はありません。
宮浦操車場から仮屋川操車場に向けて、出発信号機、場内信号機が5カ所あります。
今回は宮浦操車場にある「出発信号機 1R」

それは東泉町2号踏切手前かつ正門付近に立っています

出発信号機の右下の入換え信号機は壊れているのか?いつも点灯していませんでした。

出発信号機1Rは、旭町支線の分岐が開通したら「青」表示になります。

写真は安全側線側に開いており、出発信号機1Rは「赤」表示になっています。
真っすぐなら仮屋川操車場に進めます。

宮浦駅事務所から東泉町2号踏切・正門を眺めると、右側に出発信号機1Rが見えます。
その左側手前には背の高いのっぽな入換え信号機が立っています。

出発信号機1Rが青になるのと同時に、のっぽな入換え信号機も進行表示に変わります。
そしてその入換え信号機下にある略記号灯の「ア」の文字が光ります。これは「旭町支線」の「ア」を指しているとのこと。
他の文字の点灯は見たことがありません。昔は線路があちこちに伸びていたからその線名の略があるのかな?

第一便貨物の後追い出発シーンです。入換え信号機が進行を指していますのが分かります。

入換え信号機よりやや奥にある出発信号機1Rはまだ「青」表示ですが、通過後は「赤」になります。
◆次回は東泉町1号踏切付近の信号機を書きます。
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炭鉱電車の並走~プレイバック記事補足
2017年11月5日に以下のタイトル記事を書いています。
昔は見られなかったシーン2017年11月5日 晴れ 三井化学専用鉄道 宮浦操車場
昔は見られなかったシーン

それは22t電車と45t電車が動いているシーン。両方に運転士さんが乗っていますね。

ほんの僅かな区間だが、同一方向への並走が見られることもしばしば。
動画で撮るとなかなか楽しいです。ならば~今回は動画を貼っちゃいましょう!
◆内容は、宮浦操車場での45t電車と20t電車がわずかに同一方向に並走する瞬間を捉えたというものです。
しかし、静止画ではそれらの感動や奇跡を読者に伝えきれませんし、信憑性に欠けます。当時、私は動画を上げたいなと悩んでいましたが、実はやり方が分からないだけでした。なので今回、プレイバック記事として改めて書いて、さらに該当する動画を貼ります。これなら完璧な記事になります。でもこれは廃止前に書き直したかったです。
「宮浦操車場に第4便が到着後の入換えと炭鉱電車の並走」を5分に渡って撮り続けたものです。
2014年4月27日撮影分より
◆過去の投稿で、動画があったらもっと分かりやすく伝えられたのに~というのがあれば、また別の機会に動画を貼ろうと思います。
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おおむた鉄の軌跡
すでに試験的にアップロードを行いましたが、正式にご紹介いたします。
2020年11月11日に、Youtubeチャンネルを開設しました。
チャンネル名は
「おおむた鉄の軌跡」 です。
どうぞよろしくお願いいたします。
この動画チャンネルは、紹介にあるように2014~2020年の間に私がコンデジで、大牟田の鉄道に関わる瞬間を捉えただけの作品で、以下の内容を今後もアップロードしていきます。(以下は一例)
・大牟田貨物 1151レ・1152レ(鹿児島本線上)
・大牟田駅での入換えなどの様子
・大牟田駅~仮屋川操車場の構内貨物列車走行
・三井化学専用鉄道内での走行・機回し・入換えなど
・仮屋川操車場~京町踏切の5線路区間での並走狙い
◆私の撮影レベルはとても低いです。また全然編集・加工していないので、画像は粗いし、そして無駄が多いです。人に見せる機会はほとんど無いし、三脚もほとんど使っていません。撮影開始当初はYoutubeにあげる考えもありませんでした。そんな動画でも、他の大牟田の鉄道記録動画とは違い、マニアック向けを目指しています。もう過去のシーンで今更マニアックを目指すとはおかしな話ですが、一般の多くの撮影者たちが
録っていない、録るはずがない、
録るわけがない、何故録っているの?
こんなの録ってどうするの?
あなたくらいしか録らないよ と思う様な普通じゃない動画があるかもしれません。中には、
・こんな素晴らしいシーンをよくぞ録ったって絶賛
・呆れてモノが言えない、または馬鹿な動画もあるでしょう
・無駄なシーンが多すぎる!って突っ込みもあるかも(時間が惜しい方は早送りして下さいね)。
▲今後のブログ記事で必要と思われる時は、動画を貼ります。
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★今後も厳選してアップロードしていきますので、良かったらチャンネル登録して下さい。
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炭鉱電車マニアック動画の解説~#10 出発前点検
炭鉱電車マニアック動画解説シリーズ その10 出発前点検
炭鉱電車マニアック編 #10‗出発前点検 -- Coal Mine Train Movie for Enthusiast: #10 Inspection before Departure◆朝、出発前点検に注目した撮影はしてきませんでした。意外と思われるかもしれませんが、宮浦操車場に来ても大概は東泉町2号踏切付近で撮り始めるため、なかなか駅事務所付近からの撮影スタートをしてこなかったような。まだ探し足りない点もあり、ひょとしたら、出発前点検に特化した撮影を1度や2度は行っているかもしれません。

写真は職員さんが右手に持った点検ハンマーで打音検査をしている様子です。動画も探してみようかな?
もっと写真が見つかったら追記しますね。
◆今回のマニアック動画について、出発前点検がマニアックなのか疑問に感じます。ただ、あんなに接近して始業前点検している様子はさすがにマニアックに値しますね。私たちはズーム撮影でもしないと見えませんし、空転防止の砂を噴出するシーンなんて合図が無いと録れませんし(笑)。
★最後に、#10 出発前点検の動画のマニアック度は、接近撮影ということで5段階で☆3つです。
◆更新日は未定ですが、次は#11について書きます。
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炭鉱電車マニアック動画の解説 #09 宮浦駅情景
炭鉱電車マニアック動画解説シリーズ その9 宮浦駅情景
炭鉱電車マニアック編 #09‗宮浦駅情景 -- Coal Mine Train Movie for Enthusiast: #09 Scene of Miyaura Station◆今までのシリーズもそうでしたが、動画は一般人が到底立ち入れない場所から撮られています。
だから、マニアックな動画なのです。これが一般に撮影できる位置からの動画だと新鮮さに欠けますね。
◆冒頭の宮浦駅事務所、20t電車、45t電車が映せる低位置も、操車場内でないと撮れません。
せっかく動画なのに、静止画みたいな冒頭はもったいないな~と思う私。仕方がありませんね。

高い位置からなら、近くの藪の中から撮れます。冬期はお世話になった知る人ぞ知る撮影場所でした。

ぎりぎりまで近づくと、こんな風に撮れます。でもやっぱり低い位置から見上げてみたかったですね。

宮浦駅事務所を見渡します

宮浦駅標をズーミング~(笑)

◆◆たま~に、線路の点検中に遭遇することもあります。私たちが撮っていないときに、仮屋川操車場まで徒歩で往復点検しているらしいです。そのほかの異常や故障なども見ながらの点検になっているようです。
◆◆◆この動画の最大の見せ場(笑)が、0:13~0:14のあたりです。
★ポイントの分岐が変わる(動く)シーンがありますが、
このポイントがある場所は宮浦操車場ではありません!! ではどこでしょう?
な、なんと仮屋川操車場の入り口付近なのです。びっくりですね。私の目はごまかせないよ~(笑)。

まだ長溝川踏切があったころに撮影したもの。1番左の線路が三井化学専用鉄道ので、その1番手前のポイントがそうである。

まさに45t電車が通過しようとするポイントがそうなのです
おそらく宮浦駅情景の一節で、仮屋川操車場の方まで準備が出来たから、第1便貨物が出発できるようになった~というのを表現したかったから、仮屋川操車場のポイントを入れたのだと思います。ばれないだろうって、適当に映像を交えたものでは無いと信じています。もし適当に混ぜた動画だったら、がっかり作品になります。
★最後に、#09 宮浦駅情景の動画のマニアック度は、5段階で☆2つです。
◆更新日は未定ですが、次は#10について書きます。
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炭鉱電車マニアック動画の解説~#08 スイッチバック
炭鉱電車マニアック動画解説シリーズ その8 スイッチバック
炭鉱電車マニアック編 #08‗スイッチバック -- Coal Mine Train Movie for Enthusiast: #08 Switchback◆この動画の内容は、ポイント切換え部で一時停車して方向転換するもので、タイトルの通り「スイッチバック」です。宮浦操車場でも普通に見られたシーンなので、特に珍しいものではなく、特別な走行シーンでもありません。
しかし、一見の価値があるの、動画の場所が三井化学大牟田工場内部というところでしょうか。近くの市道からでもこの位置は見ることは出来ません。
動画の位置としては、以前私が作成した工場内の見取り図というか配線図から

工場内の右から2つ目の構内踏切を右側から分岐付近を見渡したという感じでしょうか?
◆この動画の様子は、宮浦操車場から坂道を登ってきた20t電車と濃硝酸タンクコンテナのコキ1両がポイントを超えた辺りで停車し、平坦な場所にあると思われる濃硝酸の抜き取り設備がある方向に向かうところです。なので毎日コキの両数分の倍、このスイッチバックの風景が見られたわけです。工場内の出来事なので我々一般人には知るよしのない風景ですが、見えなくてもこの作業が繰り返し実施されていると想像すると面白いものです。
◆液化塩素タンクコンテナこと、黄タンコのコキを入換えするのに見られたスイッチバックの様子を動画でご覧下さい。
どちらかというと、この動画は炭鉱電車よりも貨車の方に注目しているような感じですが(笑)。
宮浦操車場での入換えシーン(スイッチバック)
動画で説明できるのはとても楽ですね。もっと早く作れば良かったです。

宮浦操車場でのスイッチバックは、東泉町2号踏切付近で黄タンコ、駅事務所付近で銀タンコ・海コンで見られました。

反対に駅事務所付近では銀タンコの入換えがよく見られました。晩年は編成が短く入換えがほとんど無くなりました。
スイッチバックは見ていて楽しいものですね。
★最後に、#08 スイッチバックの動画のマニアック度は、工場内の風景が出てきたので5段階で☆3つです。
◆更新日は未定ですが、次は#09について書きます。
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炭鉱電車マニアック動画の解説 #07踏切
炭鉱電車マニアック動画の解説シリーズ その7 踏切
炭鉱電車マニアック編 #07_踏切 -- Coal Mine Train Movie for Enthusiast: #07 Crossing①動画の冒頭に出てくる見慣れない風景~それは三井化学大牟田工場の中です。踏切名は分かりません。(0:11まで)
◇この名前の分からない踏切の鐘の音色は、東泉町2号踏切のタイプと同じですね。工場内の構内踏切は皆同じ音色かな?

この位置は、「工場内部の線路図」で説明すると、銀タンコ留置場所?と記した位置のやや右寄りの構内踏切の位置です。
ちょうどポイントの上を走行していますね。ポイントと踏切の位置関係が若干ずれているかもしれませんが、そこはご愛敬ということで(笑)。
銀タンココキと炭鉱電車は、このあと宮浦操車場に向かう坂の線路を下っていくところです。
手前の線路は濃硝酸抜き出し設備方向へ進みます。
②続いて出てくる踏切は、国道を大胆に横断する「旭町1号踏切」。2020年10月下旬時点でも健在です。
動画は(0:11~0:30)の間、旭町1号踏切だけで終えます。
踏切のワイヤーロープ式の遮断器や監視員の旗振りなど、いつもの光景がしっかりと映されていますね。
余談ですが、この旭町1号踏切一帯が、2020年7月の大雨で1m近く冠水したのはショッキングなニュースでした。
私がかつて住んでいた頃は豪雨災害は一度も発生せず、比較的天候の安定した街という印象でしたので。
旭町1号踏切 第3便 単機回送 通過シーン このYoutube動画は、管理人UTXCが2014年に撮影した作品です。今回初めてリンクコピーしました。お試しです。
★最後に、#07 踏切の動画のマニアック度は、工場内の風景が出てきたのと、で5段階で☆3つです。
◆更新日は未定ですが、次は#08について書きます。
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復活!12号機の試運転実施(2020-11-9)
2020年11月9日
◆過日の写真を使って、この記事の説明に用います。

本日(11月9日)、修理を終え~復活した12号機の試運転が(バッテリー駆動)行われたと、
炭鉱電車が走った頃のed731003氏から連絡が来ました。9号機に続き、非常に喜ばしいことです。
専用鉄道が廃止になって早6ヶ月が経ちましたが、この状況下で修理して稼働状態に持って行くとはまさに奇跡です。

長い間風雨に晒され、7月の豪雨冠水災害で動けない状態にあった45t電車19号機が、ついに12号機で機関庫に入れられたとのこと。機関庫に移して何を行うかは不明です。

12号機は試運転終了後に駅事務所下の常宿(笑)に留置して欲しかったですが、残念ながら45t電車19号機がずっと居た付近に留め置かれているそうです。そこからなら、固着防止&錆び取り運転、機関庫に戻るのも容易でしょう。

11号機も復活しないかな?
◆専用鉄道廃止後~7月の冠水災害までは、錆び取り運転は毎週月曜と木曜に不定期で実施されていました。
今後も同じ曜日に同様の運転が行われるかどうかは、現時点では分かりませんので、あしからずご了承ください。
また、11月23日の様な祝日は運休という情報があります。私は平日に大牟田まで遠征できる程の時間的余裕は
ぜんぜん持ち合わせていないので、もはや大牟田の地元鉄の方の観測や情報に期待するしかありません。
◆また新情報や、進展があったらお知らせします。
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炭鉱電車マニアック動画の解説 #06パンタグラフ
炭鉱電車マニアック動画解説シリーズ その6 パンタグラフ
炭鉱電車マニアック編 #06‗パンタグラフ -- Coal Mine Train Movie for Enthusiast: #06 Pantographこの動画で私が注目すべき点は、パンタグラフでは無く機関庫です。
またこの動画は、わざわざ走行して最後にパンタを下げるという演出と思います。車庫内に入れる・または戻すタイミングを狙ってカメラを取り付けたのでしょうね。
残念ながら私はこの機関庫に入ったことがありません。開いている窓から中は見たことがありますが(笑)
機関庫の写真が無い以上、この記事は深く追求した文章が書けません。仕方が無いので・・・
◆機関庫、三坑町3号踏切の写真でもお送りしましょう

機関庫の左側を三坑町3号踏切から見ました

機関庫の終端部(左側)のオープン状態

大きすぎて写り切らない機関庫
職員通用口はここです

ある日、開かずの窓が開いていた奇跡の日!!外から中を見渡しました。ふむふむ(笑)。

右側(出入り側)は架線が伸びています。

機関庫の右側を三坑町3号踏切から見ました
◆2020年10月現在、この機関庫には22トン電車の9・11・12号機の3両と、45t電車の18号機が入っています。
続いては、機関庫前の三坑町3号踏切を通過していた頃の炭鉱電車たちを紹介します。
意外と三坑町3号踏切を貨物列車が通過していた頃について存じない方がいらっしゃるようで、昔はこうだったんだよっ感じでお伝えします。

2015年8月13日 12号機が銀タンココキ1両と海コン編成を推進運転中
写真の右方向に12号機が押しながら進んでいる状況です。

2012年10月8日 11号機が空のコキ104・106を引いて奥のホームに向かいます。
この頃はコキ200積載問題があり、中身が空っぽの銀タンコ・黄タンコをコキ200から降ろして、コキ104・106に積みなおして返却させていました。このへんの積み換えは過去ログをご覧ください。

2011年11月3日 9号機が海コンホームに貨車を推進運転中です

2011年11月19日 45t電車18号機が貨車を引いて宮浦駅下に戻るシーン
この頃もコキ200積載問題の関係で見られた非常に珍しい朝の光景です。
先述の海コンホームへの推進運転は、2018年ごろまでは普通に見られたシーンですが、この朝の45t電車けん引のシーンは、コキ200積載問題が収まるまでの期間限定運用でしたから、ご存じの方は少ないようです。
◆機関庫は、1997年の三井化学専用鉄道開業に合わせて建てられましたが、当時建設場所の候補がもうひとつありました。

それは宮浦操車場内で、写真の45t電車のやや右側付近が考えられていたそうです。あそこなら踏切から内部が写せたでしょうね。結局現在の位置に落ちついた理由は分かりません。廃車・部品取りの3両も最初から機関庫脇に置いておけば、ナンバープレートなどの盗難に遭わなくて済んだのにと、今更ながら思います。
★最後に、#06 パンタグラフの動画のマニアック度は、車庫内部がどのようになっているか分かったとして、5段階で☆3つです。
◆更新日は未定ですが、次は#07について書きます。
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