万田坑への炭鉱電車の移送~実際のルート
私が心配している実際の移送ルートについて
宮浦操車場をよくご存じの方は、機関庫周辺、三坑町3号踏切付近、そしてそこから大きな道路までの道のりが如何に狭くて極端に険しいかを理解していると思います。ホントにこんな場所を大型車両が炭鉱電車を積んで無事に脱出(搬出)出来るのかな?と不安に思います。

まずは、機関庫(車庫・検修庫ともいう)前
あらかじめ、明るい時間帯に機関庫から炭鉱電車を何らかの手段で外に引っ張り出して
車体と台車を分離して、クレーン車(レッカー車ともいう)で大型トラックに積み込み

この場で21:00の出発時刻まで待機する
夜に移送するのは、大型特殊車両の公道の走行許可が昼間には許可されないからだ。
基本21:00~6:00だと聞く。長距離になるとどこかで停泊や船便となるが今回は関係ない。

機関庫前を通って

三坑町3号踏切へ入るために曲がっていくのだが

今のそのままの三坑町3号踏切の道はかなり脆いので、なにかしら補強とかするのではないか

分厚い敷き鉄板とか欲しいな

この踏切道を通り抜けても

ここから急カーブと急な(極端な)高低差による坂がある

さいごに短いSカーブと、大型車が通ったらぶっ壊れるんじゃないかと思うようなコンクリート橋がある。
ここさえクリアできればあとは、この先の180度方向転換&坂道の難所があるだけで

宮浦石炭記念公園の前の街路樹の下をくぐり抜けて、大牟田市街・大牟田駅東口に向かって、国道208号線に往く。
◆わずか1時間で、どのように宮浦の難所をくぐり抜けて万田坑に向かうのか、経過を知りたいものです。
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今回で、2022年の最後の投稿になります。
来年からはいよいよ、私も公私ともに多忙となりブログ更新が滞り、
鉄道活動に多少制限が伴うことが予想されます。
またブログ内容も、現役時代の回想記が中心になると思います。
大牟田・荒尾への遠征も、今後年1回ほどになると思われます。
新規は、万田坑での保存状況がお伝えできればと思いますが
その他の保存施設がすべて完成してからの訪問となるので
まだ半年先になるかもしれません。
万田坑へのアクセスもレンタサイクルは厳しいでしょうね。
いよいよ、大牟田からレンタカーが必要になります。
今まで以上に遠征費用がかかりますわ。参った参った。
本年はお世話になりました。
当ブログを応援して下さった、または訪問・拝見して下さった皆様
よいお年をお迎えください。
来年も「眠れないマクラギを数えて」をよろしくお願いいたします。
2022年12月31日 UTXC
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炭鉱電車の移送ルートについて~私だったら
万田坑への炭鉱電車の移送ルートについて、私の疑問点より。
(私が移送するわけじゃありませんから、心配しなくても良いのですが)

私も当初は、機関庫から宮浦操車場内まで移送する2両の炭鉱電車をここまで動かして
この門扉から大型車両を搬出すると思っていました。
この場所までは現在でも線路が残っているので、こっちのほうが楽なのにと
素人ながら考えていました。

この場所は比較的広く、大きなクレーン車も据え付けらますし
大型車両も余裕で入れます。

こちらの門扉側は道幅の広い道路に面しているので、後が楽なはずです。
危険なクランクカーブや急な坂、大型侵入が危険そうな橋もないので
こっちの方がリスクが少ないと思います。
◆それが出来ないのは、おそらく炭鉱電車のバッテリーが切れているのと、
仮に充電しても、しばらく動かしていないからモーターが固着して動かせないからでは?
今年の9月末まで行われていた、あの固着防止運転をしていた頃に移送が出来ていたら
きっと私の思っているルートで搬出していたかもしれません。
でも、全く動かせないならば機関庫の中からどうやって2両を引き出すのかな?
引き出すためのウインチやレバーブロックで地道に作業するのかと思いますが。
大変だろうな~。
次回は実際のルートについての出だしを紹介します
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炭鉱電車の万田坑への移送日が決定
かねてから発表されていた、熊本県荒尾市の万田坑(大牟田市の南端のすぐ近く)への、三井化学専用鉄道で活躍した2両の炭鉱電車の移送について、日程と移送ルートが荒尾市から発表(報道)されました。(各写真はクリックすると大きく表示されます)
今回の報道発表は、炭鉱電車保存会の理事長から教えて頂きました。ありがとうございます。
なお、荒尾市の公式HPにはアップされていないようです。
荒尾市の報道発表を一部抜粋します。
①発表内容:炭鉱電車2両の万田坑への輸送
②日 時:令和5年1月12日(木) 21:00~三井化学(株)大牟田工場機関庫出発
~22:00頃 万田坑到着(約1時間)
1月13日(金) 8:30頃~ 万田坑敷地内移動、電車設置
※荒天により日程が延期になる場合は別途発表
以上
なお、この移送にはひとつ心配事があります。
昨今の過激な撮影や公道での追跡撮影・録画劇が予想され、計画通りに安全に輸送できるのか。
考えすぎですが、2016年8月の大牟田市の三川坑への深夜の移送でもかなり賑わいましたので、
今回は距離が長くて時間もかかることから、その時以上に緊張感と危機管理が必要とされます。
炭鉱電車保存会の理事長様からも
「輸送路での撮影は、安全最優先で節度を持った行動で行っていただけたらと思います。」
というメッセージが届いております。
地元の皆様、保存会の皆様、鉄道ファンの皆様、夜中の作業になりますし、見通しも悪いですから
決して無理や危険行為はせずに、他の車両や歩行者にも十分配慮し、安全な輸送が完了するように
寒いですから沿道から暖かく見守りましょう。
次は、万田坑でお目にかかりましょう。
炭鉱電車の一般公開は、令和5年春頃の公開予定だそうです。発表を待ちましょう。
◆管理人は万田坑への炭鉱電車の移送は見に行けません。

大牟田市内の移送ルートです。
三井化学専用鉄道の機関庫がスタート地点です。
事前に、車体と台車は分離などしては明るい時間帯に大型車両に積んでおき、
21:00に出発するのでしょう。
そこから三坑町3号踏切を通っていくルートになっていますが、
にわかに信じられない通過ポイントがあります。三坑町3号踏切です。あそこ登れるの?狭いけど通れるの?
輸送する業者は有名な鉄道車両運搬のエキスパートでしょうから、私が不安になってもしようがないですね。
県境前後は国道208号線を経由するだけで省略されています。

荒尾市内の移送ルートです。
まっすぐ万田坑へ向かいます。

移送される2両は45t電車18号機と20t電車とバッテリー車のセットです。

万田坑です

移送後の保存位置は正面の草が繁っているスペースで、保存会のメンバーからの報告によると
このスペースには、宮浦操車場で使用されたレールやマクラギなどが敷設完了しているとのことです。
敷設は現状25mの線路が2本です。(写真はSNS等で発表されています)

この写真では右奥のあたりに敷設されていることになります。
この写真は2014年撮影なので、世界文化遺産登録後は結構風景が変わっているでしょう。
次回は、疑問に思っている宮浦からの搬出ルートの出だし付近について書きます。
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大牟田専用貨物~16両編成 その⑤
今回は、大牟田専用貨物の16両編成~その⑤(終)を書きます。

2012年12月1日 大牟田~銀水 1152レ

銀4+空7+黄2+海3=16両編成

2012年12月15日 南瀬高駅で撮影 1152レ

銀4+空7+黄2+海3=16両編成

2012年12月29日 大牟田~銀水 1152レ

銀4+空7+黄2+海3=16両編成
◎今回をもちまして、長らく投稿してきました「大牟田貨物 ○両編成」シリーズを終わります。
◆さて、私はこれ以上長い編成を撮ったことが無い訳ですが、実は1152レに限っては
その1:(銀4+空6)+(空1+黄2)+海4=17両編成 ・ ・ ・ 記録は見かけないが、無かったとは言い切れない
その2:DE10ムド回送+(銀4+空6)+(空1+黄2)+海3=17両編成 ・ ・ ・ 平日に1度だけ叶ったと記憶している
その3:その1にDE10ムド回送がついて18両編成 ・ ・ ・ 未確認(一応記録はない)
☆17両編成が実現しなかったと仮定した話ですが、昔にも書いたように
其の壱:宮浦操車場で三坑町3号踏切より奥に17両も貨車を突っ込める線路有効長さが足りなかった説
其の弐:仮屋川操車場で、17両も貨車を突っ込める線路有効長さが足りなかった説
※大牟田駅構内の4番線路はコキ100系で20両対応の線路有効長さがあるらしいから、さらにDE10ムド連結が可能かと思われる
◆15両編成が無かった件も、以下の条件なら叶いますから
・(銀3+空5)+(空1+黄2)+海4=15両編成 ・ ・ ・ 記録は見ないが、無かったとは言い切れない
以上となります。残念ですがこれが私の限度です。
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2023年版 フォトカレンダーのテーマ
来年(2023年)のカレンダーを作ってみました。(私のために1つだけ)
プリパークというサイト(専門店)に外注しています。
https://www.pripark.jp/
去年まで利用していたサイトはサービス終了していました。
まあどこに任せても大体のモノは作ってくれるので、あとは発注者(自分)が決めるだけ。
で、2023年のフォトカレンダーのテーマは、ずばり「働く人」です。
三井化学専用鉄道が現役の頃は、人物にスポットを当てた作品は作りづらかったです。
また写真数が膨大になったので、エリアは宮浦操車場付近だけに絞りました。
2024年以降は宮浦以外にも焦点を当てたいですが、どうするかは未定です。

フォトカレンダーの表紙です。
◆制作料金は、送料込みで¥2,376(税込)って高いかな?
皆さんもお財布に余裕があったら是非作ってみよー!
私は2015年から毎年何らかのサイズで作っています。

元の画像です
2013年2月11日 8:09撮影 朝の開門シーンですね
開門(解錠)係りが急いで門扉を開けていますが、炭鉱電車がすでに来ちゃっています。
朝に門扉が開いていないのに、炭鉱電車が動き始めることがたまにありましたが、
門扉の前で、開門を待つことは非常に希でした。この日もそうだったのですが、
待っている状況は柵がある影響で上手く撮れなかったので、このチャンスを待ったわけです。
ちなみに晴天で、この季節の8時過ぎだと強烈な逆光になるので、パンタグラフや架線が
霞んでしまいますが、仕方がありません。撮影条件よりも、決定的瞬間を優先しました。
◆なお、フォトカレンダーの中身については今回は投稿しません。
毎月頭(前月末~当月初旬)にその月を公開していきます。
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『炭鉱電車写真展〜万田坑に炭鉱電車がやってくる〜』開催案内
『炭鉱電車写真展〜万田坑に炭鉱電車がやってくる〜』を開催します❗️
会期:2023/1/14(土)〜22(日)
場所:荒尾市立図書館入口通路
解説:2023/1/21(土)、22(日) 11時、14時〜
詳細はチラシをご覧下さい。
→荒尾市立図書館https://www.arao-lib.jp/
炭鉱電車保存会が全面協力して、荒尾市主催での開催となります。ぜひ、皆さま写真展にお越し下さいますよう、ご案内申し上げます。また、会期終盤には炭鉱電車保存会理事長による炭鉱電車の解説も予定されています。こちらもお見逃しなく

写真をクリックすると大きく表示されます
◆なお、写真展での展示作品は荒尾市内で撮影されたものが中心となっています。
(従って撮影日時が1997年以前となります)
したがって、管理人の作品は場所も日時も対象外となっていますのでご理解下さい。
私は別に気にしていませんし、保存会会員としても当然のことだと認識しています。
まあ、荒尾市内の写真の方が新鮮ですし、私も含め皆さんも興味が湧くと思います。
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大牟田専用貨物~16両編成 その④
今回は、大牟田専用貨物の16両編成~その④を書きます。

2012年10月13日 吉野駅 1152レ

銀4+空7+黄2+海3=16両編成

2012年10月27日 博多駅トレインビュースポットより 1152レ
銀4+空7+黄2+海3=16両編成
撮影後ダッシュで博多駅に戻り、快速で千早操車場で1152レを追いました。そして・・・。

2012月10月27日 古賀駅 1152レ
銀4+空7+黄2+海3=16両編成

2012年11月2日 渡瀬~南瀬高 1152レ

銀4+空7+黄2+海3=16両編成
次回は、大牟田専用貨物の16両編成~その⑤(終)を書きます。
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