鉄道写真の車両ってフェンスや建物の影、架線柱にかからない、重ならない様な撮影が一般的です。しかし、この炭鉱電車の塗装の影響から、条件さえ良ければフェンスと重なっても全然気にならない、または新しいものの見方が出来るとか、ポジティブになる事があります。

22t電車11号機。いや、別に何号機でも構いませんけれど、この日は11号機。東泉町2号踏切付近で待っていても、踏切の所まで来ずに転線することもあります。なので、強引にフェンスと重ねてでもその雄姿を記録に残す。

なかなかいいね。焦点を電車にして、フェンスをぼかすという面倒でも高度なワザ。なかなかやるものではありません。
そんな特化した撮影を好む人以外は普通はやりません。でも長く同じシーンを撮っていると別の撮り方を研究・探求しますね。その私の探求先の1つが、何かと重なった瞬間とか。三井化学専用鉄道を撮り始めた頃は、そういう感性は無かったでしょうが、撮りまくっている内にそういう感性も研ぎ澄ませて来ている、または成長しているのでしょうか?私の中で。年齢や経験を重ねているうちに、価値観も変わるでしょう。
電車をボカして、遮蔽物に焦点を当てる手段もあります。

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