
三井化学専用鉄道廃止後の、濃硝酸の調達は船便で三池港に持ち込まれ、三井化学大牟田工場までトラック輸送になります。

以前相方が行方不明になった記事を書きました。あの続報ですが

鉄道輸送用のUT13C-8036と

UT13C-8031は、それぞれ

消-北九州 から

消-大牟田市 に表示を変えています
数字は許可番号か何かでしょうが、消防署の管轄が北九州市から大牟田市に変わったのです。車庫証明とは違う?

大牟田市内を大型トラック(トレーラーとも言う)に積載して走っているのを目撃しました。
一瞬の出来事のため、100m以上離れた場所からのズーム撮影がいっぱいでした。
よく見ると銀色のシールの様なものが貼られていますね。

鉄道輸送時代のUT13C-8031の断面を探しました(笑)
MCLCのロゴを隠しています。
つまり、濃硝酸の新しい調達先は三菱ケミカルとは別のメーカーになるわけで、旧ロゴを隠す必要があるのでしょう。
どこのメーカーかは分かりません。詳しい人は知っていると思いますが。

側面のMCLCロゴも同様に銀色のシールみたいなので隠しています。

こちらは鉄道輸送時のMCLCロゴです

うっすらと文字が残っているところから推測すると
総重量24.0tという文字は残っていますが、所有社名は見えません。何と書いてあるのかな?

また日本貨物鉄道輸送用の表示はそれらしきものが見えますね。
以上
◆つい先日まで鉄道輸送に多くの鉄道ファンで賑わいをみせていましたが、そんな中でひっそりとトラック輸送は始まっていました。
道路上を走るため、鉄道線路と交わることは一切なく、私のように目撃することは極めてまれだと思います。
◆ほぼ100%の撮り鉄さんは、鉄道輸送が終了してからトラック輸送に変わると思い込んでいたでしょうから、まさかラップ輸送しているとは思わなかったでしょう。私も目撃しなかったら、次の遠征か、私より先に目撃した情報で知ることになっていたかも。
◆鉄道輸送が終わった今、こうして伝えられるチャンスを伺っていました。偶然目撃して覚えている方は、これだったのか~と思い返すでしょう。当時、私の目撃情報を周囲に伝えましたが、あの時彼らは鉄道輸送撮影しか眼中にない状態で、興味は持たなかった覚えがあります。仕方がありませんね。
◆トラック輸送は今後、大牟田市内を銀タンコ2個(2台)で5~6往復もするのかどうかは分かりません。トラックが複数台確保できても、運転手確保が大変な時代です。だから鉄道輸送がずっと続いていたのです。人件費がかかります。大変でしょうね。
◆再び自由に外出できるようになったとき、遠征して確認してみたいと考えています。
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◇ところで、液化塩素(黄タンコ)の供給はどうなったのか?その情報は全くありません。
延岡の旭化成から出荷する液化塩素は、三井化学以外にも供給先があるので、今のところは日豊本線での連結運用は見続けることが出来るでしょう。もし、三井化学が今後も液化塩素を必要とするのならば、何らかしらの代替案を講じるでしょうね。
たとえば、南延岡~北九州貨物ターミナル~鳥栖貨物ターミナルで黄タンコを鉄道輸送して、そこからトラックに積み替えて往復するとか。多くの自治体を通りますから、とても危険な劇物をトラック輸送する通行許可がすんなり下りれば良いのですが。あくまで私の想像です。北九州貨タ~鳥栖貨タは4093レ・1054レで運搬とかどうでしょうか?

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