なお、この跨線橋は私はゆめタウンの従業員用とは書きましたが、その広大な敷地内にある書店・電器店・雑貨店・チェーン外食店・スポーツ用品店・フィットネスクラブなどの関係者や働く人たちも駐めているようです(多分)。跨線橋を上り下りするのが嫌な人は、遠回りしてでも旭町1号踏切を渡るでしょう。

今回の信号機は、その跨線橋付近に立っていまして、その名称が面白い

「遠方2R」と書いています。2色の信号機で、その下側には旭町1号踏切の遮断機が降りたことを示す表示灯付きです。
◆何が「遠方」なのでしょう?多分ですが、今回の「遠方」信号機の先にもう一つ信号機がありまして、東泉町1号踏切から旭町1号踏切に向かう際に運転士からその信号機が右カーブの先にあるけれど見えないので、これは自動車信号機で言う「予告信号」みたいな代わりだと思われます。その先の信号機は次回詳しく書きます。

東泉町1号踏切から旭町1号踏切方向を撮った風景です。赤信号がその「遠方」信号機です。

同じ構図です。さて、あの跨線橋の下付近から東泉町1号踏切方向を狙ったら

このように45t電車の真正面ドカンが撮影できます。初期の頃はよく撮っていましたが、夏は草ボウボウ、冬はひっつき虫(植物)がたいへんなので、晩年はあまり撮っていません。今になって思えば、虫(植物)ひっつかないズボンやウェア、長靴や脚立を揃えれば問題なかったのですがねえ(笑)。

その真正面ドカンの45t電車の第1便・第3便(単機)の際に、この遠方信号機は役目を果たします。
写真は第3便ですね(東泉町1号踏切)から撮影しています。

跨線橋の上から俯瞰撮影~第1便貨物です。遠方信号機はこの写真の右下側にありますが写っていません。
第1便は編成が長いと絵になりますが、海コン付きの編成を跨線橋から撮影した記憶がありません。実に惜しいな~。

第4便の時は当然使われないので赤になっています

関係者駐車場と専用鉄道との境界は高い塀で仕切られているため、足回りが全く見えないなどの理由から、ここで撮影をされる方は殆ど居なかったし、避けたようです。(2009~2016)

最後に補足ですが、こうして三井化学専用鉄道が廃止されて、間もなく線路が撤去されることになりますが、その際はこの跨線橋も役目を終えるのでしょうか?幅2mほど、通路部分だけ線路だった土地を購入すれば、跨線橋も壊していいのかも。そもそも誰が立てた構造物かは存じませんが、こうやって関係者が雨の日も風の日も、夜間も上り下りする光景は見納めになるのかな?
◆次回は旭町1号踏切、仮屋川操車場方向の遠方信号機のカーブの先にある信号について書きます。

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